新出現の薬用植物としてのデーツ

著者:Dr. Praveen K. Vayalil ( 2012;52(3):249-71. doi: 10.1080/10408398.2010.499824.)
病理学者、アラバマ大学

要 約

デーツ(ナツメヤシ)は、人類によって栽培される最も古い植物のひとつです。
民間伝承において、単独、または他のハーブ類と一緒に消費されるとき、デーツは多くの薬効成分を持っているとされてきました。

しかし、デーツが数世紀に渡り、世界中の何百万もの人々によって主食とされているにも関わらず、その健康効果の研究は不十分で、医療専門職や公的にヘルシーフードと認められておりません。

近年、デーツの健康効果に対する爆発的な関心は、多くの試験管での研究や動物の研究により、植物化学物質の識別と定量化つながりました。

栄養と植物化学構成分野の文献中で利用可能なドキュメントに基づけば、デーツは非常に栄養価が高く、幾つかの健康効果について可能性があることは明らかです。

デーツは糖質を含み、多くの種類のデーツは、低GI(Glycemic Index)値が低く、またデーツがキャンディーと慢性疾患を引き起こす日常的な消費と類似しているとの定説を覆すものです。

これらの領域でのさらなるデーツに対する調査は、その有益な効果、作用のメカニズムやデーツが世界中の人々を満足させる価値ある薬用食物である事を明らかにするでしょう。

したがって、このレビューに於いて、私たちはデーツの食品としての植物化学構成、栄養的な重要性、そして健康効果の可能性を要約し、人類が負ういくつかの病気に対する薬用食物としての大きな可能性に言及します。